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どうなる洞峰公園!? グランピング施設設置に半数以上が賛成【つくば話題】

つくば市民の憩いの場として知られる、つくば市二の宮にある洞峰公園。

県営の公園で、茨城県がパークPFI制度を導入してグランピング施設の整備などを計画している問題で、新たな展開があったようです。

3月、つくば市長が懸念を表明

茨城県の計画では、民間業者による公園のリニューアル事業でグランピング施設やバーベキュー場の設置などが盛り込まれていましたが、つくば市長はその計画に懸念を表明していました。

詳しくは、以前ご紹介した記事をご覧ください。

静かな憩いの場としての洞峰公園が、レジャー客による騒音や飲酒などで近隣住民にとって迷惑になることが懸念されていて、反対意見も多いようです。

再アンケートの結果は賛成が50%以上

※洞峰公園の銀杏並木

茨城県はこれまで4回にわたる説明会に加え、7〜8月に記述式のアンケートを実施してきました。アンケートでは1113人の回答がありましたが、回答者の9割がつくば市民だったため、県民全体の税金で運営している公園としては十分ではないとして、9月に県全域の1000人を対象に選択式の再アンケートを実施しました。

再アンケートの結果は、パークPFI事業の実施について、県全体で賛成が50.3%反対が12.4%と賛成が過半数を占めました。また、つくば市民だけの集計でも、賛成39.3%反対27.4%と賛成が上回りました。

県としてはこの結果を経てつくば市と協議しつつ事業を推進したようですが、反対意見に考慮して以下の修正案を示しています。

  1. 新年記念館のクラフトビール工房の新設を取りやめる
  2. 南側駐車場は拡張規模を縮小し樹木伐採を行わない

さらに大井川和彦知事の知事会見では、「市の所有にしてもらい、県の公園から市の公園に移していただくということも一つの選択肢」と述べていて、ここに来てまさかの「市営化」の可能性も出てきました。


つくば市としては、今回のアンケート結果を早急に分析したいと考えているようで、茨城県とつくば市による協議開始は早くても年末になる見通しだそうです。

つくば市民に愛されている洞峰公園だけに、どのような形で計画案が落ち着くのか気になりますね。いずれにしても公園を訪れる人が楽しめる計画になると良いですね。

そろそろ園内の木々の紅葉が楽しめる時期になってきましたので、皆さんも一度訪れてみてください。

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