3月4日の夜、つくばが「スーパーシティ型国家戦略特別区域」に決まったっていうニュースが出たね。
細かくいうと、つくば市と大阪市が出した、『国のスーパーシティ構想の指定都市となるための提案』が了承されたって段階なんだけど、あとは政府の閣議決定を経て正式に指定されるんだって。
そもそも「スーパーシティ構想」ってなんだろ?
言葉だけだと、イメージ浮かびにくいよね。
「スーパーシティ構想」っていうのは、かみ砕くと、様々な先端技術を実装した「まるごと未来都市」を、国や地域、事業者が一体になって実現させる取り組みのこと。
AI(人工知能)やビックデータ(膨大なデータの集合体)等の未来技術を使って、生活の中の「困りごと」の解決を図り、「住みたい、住み続けたい」と感じる都市をつくるっていう感じ。
特別区域の指定を受けると、「国家戦略特区法」が適用され、最新技術を取り入れる際、妨げとなっていた規制も緩和されるんだって。
つくば市の提案はこんな感じ
今回の提案は、「行政」「移動」「物流」「医療・介護」などの分野に先端技術を取り入れ、住みやすい街づくりを行うという内容。
インターネット投票や人工知能(AI)を搭載した自動運転車によるオンデマンド配車、自動配送ロボットやドローンでの配送、移動型スーパーなどが計画されてるんだって。
超管理社会になるんじゃないか・・・って意見もあるんだけど、高齢化や病気などにより買い物や移動に困っている人の役にたったり、各種手続きが簡素化になるなど、良い面もたくさんある。
何より、自分が住んでるつくば市が、国内トップレベルの未来都市になるってことだから、それはやっぱりすごいんじゃないかなって思う。