茨城県つくば市で、ユニークな試みが始まっています。それが、コンサルティング会社「鶴と学び」が手がける「買ってみっぺよつくば」。この自動販売機は、地元企業の商品を売り、その反応を商品に反映させるテストマーケティングの一環です。
つくば市内5社の商品を販売
自販機が設置されているのはつくば市吾妻のつくばセンター広場・ノバホール前です。自販機をテナントに見立て、1社2商品、計5社による10アイテムが販売されています。商品は3か月に1度入れ替えられ、購入者の反応を商品開発に生かす独自の仕組みが採用されていると言います。
購入者のアンケートを収集して今後の商品開発のヒントに
自販機の商品にはテストマーケティングのQRコードが貼り付けられていて、これを読み取るとアンケート画面に移ります。アンケートには購入した日、性別、知ったきっかけ、買った物、満足度、総合的な評価などが含まれ、事業者側はこれを通じて商品の詳細なデータを得ることができる仕組みになっているそうです。
テストマーケティングは今後も同じ場所で5年間続ける予定で、現在もホームページの募集フォームから参加企業を広く募集しています。地元企業にとっては、新たな商品テストの場として期待されているそうです。
つくばならではの商品を自販機で気軽に購入できるなんてありがたいですね。
ぜひ皆さんも利用してみてください。