変わり種トレーディングカード？いまつくばの産総研「研究者カード」がアツい！

つくば市に拠点を置く国立研究開発法人産業技術総合研究所（産総研）が手がけた「産総研 研究者カード」が巷で話題になっています。研究者と直接交流できる大規模な一般公開イベントにおいて、この特別なカードが1200人余りの来場者に配布されました。

「産総研 研究者カード」の特徴

研究者カードは、産総研の研究者74人分が作成された特製カードで、各研究者の個性溢れるプロフィールが掲載されています。顔写真や名前だけでなく、研究成果や内容、好きな作業、気分転換の方法まで、その内容は盛りだくさん。これにより、研究者たちの日常や仕事への熱意を垣間見ることができます。

11月11日に開催されたイベントで配布された

11月11日に産総研つくばセンターで開催された一般公開イベントでは、研究者と来場者がブースで直接対話する機会が提供され、特に研究者カードは多くの注目を集めました。来場者は、地質研究者が花こう岩をハンマーで割る体験などを通じて、研究者の仕事を垣間見ることができました。特に研究者を目指す中高生たちにとっては、直接研究者と交流できて励みになったようです。

今後のイベントでも配布の可能性あり

産総研は研究分野の多様さが特徴なので、カードを通じてその多様性を感じてもらうのがカード作成の狙いだそうです。今後も同様のイベントが予定されており、新たな研究者カードの追加やバリエーションの拡充も検討されています。今後のイベントが待ち遠しいですね！

科学技術の研究やその研究者といえば、一般の人々にはちょっと敷居の高い存在ですが、こうしたトレーディングカード形式で研究者を紹介する「研究者カード」があれば、より身近に感じることができますね。中には全種類コンプリートしようとするコレクターも現れるかもしれません。

茨城県には旅館の女将を紹介する「女将カード」なるものも存在するそうです。こうした面白い取り組みは今後も注目したいですね。