つくば市では近年小中学校の統廃合を実施したため、使われなくなった旧校舎がいくつかあります。
その中で、つくば市水守にある「旧 田水山(たみやま)小学校」の跡地を「文化芸術創造拠点」として新たに利活用することが検討されています。そこで、つくば市では文化芸術に携わる企業や団体からアイデアを公募し、「文化芸術創造拠点」の基本計画を策定するため、「サウンディング型(対話型)市場調査」を実施するそうです。
旧 田水山小学校の概要
旧田水山小学校は、筑波連山を見渡せる高台に位置し素晴らしい眺望を楽しめます。校舎は比較的新しく、近代的な構造を備えています。一般的な校舎という型にはまらない姿も「文化芸術創造拠点」として利活用するにあたって魅力のひとつです。
名称 | (旧)田水山小学校 |
所在地 | 茨城県つくば市水守620 |
土地面積 | 11,777平方メートル |
構造(教室棟) | 鉄筋コンクリート造 |
階数(教室棟) | 地上3階 |
延べ床面積(教室棟) | 2,510平方メートル |
竣工年(教室棟) | 平成7年 |
サウンディング型市場調査の流れ
サウンディング型市場調査とは:
つくば市公式サイトより
市有地などの有効活用に向けた検討にあって、行政内部だけで利活用方法や公募条件を設定するのではなく、早い段階で活用意向・アイデアのある民間事業者等と対話(=サウンディング)することで跡地の市場性等を検討する調査のことです。
今後は、7月中に現地の見学・相談会の申し込みを済ませた企業や団体が8月10日までに現地見学と相談会に参加します。
- サウンディングの申込:令和4年7月11日(月曜日)から令和4年8月10日(水曜日)
- 資料(提案書含む)提出:令和4年7月11日(月曜日)から令和4年8月22日(月曜日)
- サウンディングの実施:令和4年8月29日(月曜日)から令和4年9月2日(金曜日)
- 結果の公表:令和4年9月以降
旧 田水山小学校が文化芸術創造拠点としてどのように活用されるのか、今後応募されるアイデアが気になりますね。
小中学校の統廃合が進んだつくば市では、これまでも廃校の利活用やイベントでの利用例をいくつか紹介してきました。
旧 田水山小学校跡地でも文化芸術創造拠点として様々な人が集まる場所となると良いですね。今後の動向に目を離せないですね。