筑波実験植物園ってさ、国立科学博物館の植物園だからなのか、見た感じ研究所っぽいよね。実際さ、つくばって研究所多いし。園の名前に「実験」ってついてるしね。
入り口もお堅い感じだし一瞬ためらっちゃうんだけど、いざ中に入ってみると色々面白いんだよね。隠れた名所にあげたい。てか、植物好きな人には隠れてない。正々堂々とした名所。
7年に2日しか咲かないショクダイオオコンニャクがある
世界最大の花、ショクダイオオコンニャク。巨大な花の形が燭台(ショクダイ)に似てることから、この名前になったんだって。
最大で横幅1.5メートル、高さ3.5メートルにもなり、ギネスブックにも認定されてる。
インドネシアのスマトラ島に自生するコンニャク属の植物。開花の際に強烈な腐臭がすることから通称「死体花」。大きさだけでなく臭さも世界一っぽい。
7年に1回、2日間しか咲かないらしいんだけど、筑波実験植物園では、2012年に開花に成功して以降2年に1度、同じ株から5回連続で開花してる。国内初、海外でも稀な事例なんだって。
デカくてキモくて臭いけど、遠目に見てみたい気もする。
一生見れないはずの植物に出会えるのもいいね。
敷地面積は約14ヘクタールあるから、めっちゃ広い。約3000種類の植物があるから見応えたっぷり。ショクダイオオコンニャク以外にも世界最大のランとか。色んな形のサボテンとか。
あと、筑波山にある植物も約400種類あるのもいい。本来、山に登らないと見れないけど、みんなが山登りできるわけじゃないからね。
温室はサバンナ温室・熱帯雨林温室・熱帯資源植物温室・水生植物温室・絶滅危惧植物温室の5つ。絶滅危惧種やら珍しい草花がいっぱいだから、興味がない人でもいつのまにか楽しんでたりする。
サバンナの花とかさ、フツーに暮らしてたら見れないもんね。
名称 | 国立科学博物館 筑波実験植物園 |
住所 | 茨城県つくば市天久保4-1-1 |
開園時間 | 9:00-16:30(最終入園16:00) ※催事によって延長する場合あり |
定休日 | 月(祝の場合は開園) 祝・休日の翌日(土日の場合は開園) 年末年始(12/28-1/4) |
入園料 | 大人:320円 高校生以下・65歳以上:無料 |
駐車場 | あり(約120台) |
問い合わせ | 029‐851‐5159 |
あたたかい季節になったら、園内をのんびり歩くのもいいよね。植物ってやっぱり癒されるし。