筑波山水系の美味しい水で作られたつくばの地酒を飲もう【つくば話題】

お酒が好きな人なら、訪れた場所でその土地の地酒を飲みたいと思うのではないでしょうか。

実は関東屈指の酒どころである茨城県は良質な地酒が揃っています。

つくば市には、筑波山水系の綺麗で美味しい水と米で作られた最高品質の日本酒が造られています。今回は、つくばの地酒をご紹介します。

関東最多の酒蔵の数を誇る茨城県

じつは茨城県は関東地方では最も多い３６もの酒蔵があります。
茨城の豊かな大自然の恵みと水のおかげと言えるでしょう。

日本酒を作るのに必要なのは「良質な米と水」です。
茨城県には鬼怒川水系、利根川水系、筑波山水系、久慈川水系、那珂川水系の５つの水系があり、これらの水を仕込み水として利用しています。そして、茨城県にはオリジナルの酒造米「ひたち錦」があります。

この茨城の水、茨城の米、そして茨城の酵母を使った純茨城産の日本酒を「ピュア茨城」と呼んでいます。

つくば市の酒蔵を紹介

つくば市でも日本酒が作られています。
つくば市を代表する酒造店を紹介したいと思います。

稲葉酒造

この投稿をInstagramで見る

稲葉酒造🍶(@inaba_shuzo)がシェアした投稿

慶応三年から続く老舗酒蔵。六代目の蔵元杜氏は全国でも数少ない女性の杜氏です。良質な水にこだわって作られた「男女川」や「すてら」などの銘柄で知られています。

「男女川」の特別純米無濾過原酒は、筑波山の湧き水と筑波山麓産五百万石を使用。 丁寧な仕込みで、昔ながらの槽でしぼり、しぼりたてを無濾過原酒のまま詰めた味わいのあるしっかりしたお酒です。

「すてら」の純米大吟醸 無濾過酒は、筑波山の湧き水と筑波山麓米山田錦の酒造好適米で、手間隙かけて低温長期もろみで醸した純米大吟醸です。 

浦里酒造店

この投稿をInstagramで見る

浦里知可良【浦里酒造店　六代目蔵元】(@chikara_urazato)がシェアした投稿

つくばの地酒、「霧筑波」が有名な浦里酒造店。近年では若手杜氏による新ブランド「浦里」をリリースするなど新たな挑戦もしています。

「霧筑波」は、5代目蔵元の浦里浩司さんが1985年に本格スタートさせた銘柄です。醸造技師 小川知可良氏（故人）が発見した「小川酵母」の香気と旨さが活きています。

「浦里」は、6代目蔵元　浦里知可良さんが醸す新ブランドです。伝統と革新を続ける浦里酒造店を象徴するお酒です。

つくば市を訪れたなら、地元の美味しい食材とそれによく合う地酒を堪能したいですね。

今年の4月には、茨城県の地酒を味わうイベントがつくば市内で開催されました。

もちろん、こうしたイベントで味わうのも良いですが、つくば市内の飲食店などで地元食材の料理を楽しみながら味わうのも良いですね。

酒蔵見学を希望される方は、是非公式サイトなどから直接酒造店にお問い合わせください。