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つくばで開発されたアザラシ型ロボットがウクライナ難民の心を癒す【つくば話題】

つくば市の産業技術総合研究所(産総研)が開発したアザラシ型ロボット「パロ」が、ポーランドの医療機関に贈呈され、ロシアの軍事侵攻によってポーランドに避難したウクライナ人の女性や子供たちへの癒しとして「心の支援」を担うことになったそうです。

パロを抱く開発者の様子。

産業技術総合研究所とは

産総研は茨城県つくば市にある科学技術研究機関で、日本に3組織しかない「特定国立研究開発法人」の一つです。社会課題の解決に向けて取り組んでいて、世界最高水準の研究開発の成果が期待されている組織です。

その研究は、エネルギー問題や少子高齢化対策、防災、防疫など他種に及んでいます。

名称産業技術総合研究所
住所茨城県つくば市梅園1-1-1
電話番号029-861-2000
ウェブサイトhttps://www.aist.go.jp/

ギネス世界記録にも認定されたパロ

プレスリリースより引用

産総研で開発されたアザラシ型ロボットのパロは、その愛らしい姿と仕草で癒しを与えてくれます。

実際にパロはセラピーを目的としたロボットで、世界で最も人の心を癒す効果のあるロボット」としてギネス世界記録にも認定されたすごいロボットなんです。

ヨーロッパでは「医療機器」として活用されていて、今回もウクライナから戦火を逃れてきた人たちへの心のケアに活用されることが期待されています。すでに4体が在ポーランド日本大使館を通して現地の医療センターへ贈呈されたそうです。


科学の街であるつくば市には、大学や国の研究機関がたくさんありますが、こうして開発されたものが実際に人の役に立っていると知ることができて嬉しいですね。

産総研は一般の方々が科学を身近に感じられるようなイベントも随時開催しています。

つくばが世界に誇る研究開発を今後も注目していきましょう。

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