アカデミックな街、つくばにはたくさんの博物館や研究施設がありますが、国立科学博物館 筑波実験植物園では、4月29日(金・祝)から6月5日(日)まで、コレクション特別公開「クレマチス園公開」を実施します。
ちなみに5月1日(日)まで「絶滅危惧生物展」も開催中なのでチェックしてみてください。
クレマチスってどんな植物?
そもそもクレマチスとはどのような植物なのでしょうか。
クレマチスは、古くから親しまれているガーデンプランツの一つです。英国ではつる性植物の女王として位置づけられ、バラのパートナープランツとして親しまれています。テッセンと呼ばれることもありますが、じつはテッセンとは、中国に自生している、6枚の乳白色の花弁をもち、雄しべが花弁化している一つの原種のことです。クレマチスは、世界にたくさんの野生種、原種があり、これらの交配によって、多くの品種が生まれています。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1014
筑波実験植物園クレマチス園では、カザグルマをはじめとするクレマチスの野生種や園芸品種約250種、1200株をコレクションしています。クレマチスの花の見ごろとなる4月29日から6月5日にかけて「クレマチス園公開」としてパネル展示やセミナー、栽培講座など盛りだくさんのイベントとなっています。
「クレマチス園公開」の基本情報
開催会場 | 国立科学博物館 筑波実験植物園クレマチス園 |
住所 | 茨城県つくば市天久保4-1-1 |
会期 | 2022年4月29日(金・祝)~6月5日(日) |
休園日 | 5月2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月) |
入園料 | 一般 : 320円、高校生以下・65歳以上は無料 ※5月4日(水・祝)、5月18日(水)は入園無料 |
ウェブサイト | https://tbg.kahaku.go.jp/event/2022/04clematis/ |
クレマチスの一種であるカザグルマは日本を代表する野生種でありながら絶滅危惧種となっているそうです。今回、筑波実験植物園の豊富なコレクションを通してクレマチスに対する知識を深めたいですね。
ちょうどこれからは花が咲き誇る季節です。綺麗なクレマチスの花々を見て心を癒すのも良いのではないでしょうか。ちなみにみどりの日である4月29日と「国際博物館の日」の5月18日は入園無料なので、タイミングの合う方は是非行ってみてくださいね。